ITパスポートの学習を始めて、まず最初に壁となるのが、聞き慣れないIT用語ではないでしょうか。
「ITパスポートの勉強を始めたいけど、専門用語が多くて挫折しそう…」
そう思っているあなたも安心してください。この記事では、ITパスポートの学習で必ず出てくる超基本的なIT用語を、身近なものに置き換えて、直感的に理解できるように解説します。
IT用語のイメージを掴むだけで、この後の学習が格段にスムーズになります。
【超基本編】ITパスポートで頻出のIT用語
1. OS(オーエス)
OSとは「Operating System」の略で、パソコンやスマートフォンを動かすための基本ソフトウェアのことです。
- 身近な例: スマートフォンで言うと、iPhoneのiOSやAndroidのAndroid OSがこれにあたります。パソコンでは、WindowsやmacOSが有名ですね。
OSがなければ、私たちはパソコンやスマートフォンを操作できません。私たちが普段使っているアプリケーションソフト(SNSやゲームなど)は、OSの上で動いています。
2. CPU(シーピーユー)
CPUは「Central Processing Unit」の略で、日本語では「中央演算処理装置」と呼ばれます。簡単に言うと、パソコンやスマートフォンの頭脳にあたる部分です。
- 身近な例: 私たちの脳と同じように、CPUは計算や情報処理を高速で行う役割を担っています。CPUの性能が高いほど、パソコンは速く、快適に動きます。
CPUの性能は、クロック周波数(GHz)やコア数で表されます。この数字が大きいほど、処理能力が高いと覚えておきましょう。
3. メモリ
メモリは、CPUが処理するデータを一時的に保管する作業机のようなものです。
- 身近な例: 料理をする際に、材料を広げておく作業台が広いほど、作業がスムーズに進みますよね。メモリも同じで、容量が大きいほど、複数のアプリケーションを同時に開いても動作が重くなりにくくなります。
ITパスポートでは、CPUとメモリの関係性を問う問題がよく出ます。CPUが頭脳、メモリが作業机というイメージを覚えておきましょう。
4. ストレージ(記憶装置)
ストレージは、写真や動画、ドキュメントなどのデータを長期的に保存する倉庫のようなものです。
- 身近な例: スマートフォンで撮った写真や、パソコンに保存したワード文書は、ストレージに保存されます。
ストレージには、SSDやHDDなどいくつかの種類がありますが、どちらも「データを保存する場所」だと理解しておけば大丈夫です。
5. サーバー
サーバーは、私たちの要求に応じて、情報やサービスを提供するコンピュータのことです。
- 身近な例: Webサイトを見るとき、あなたのパソコンがWebサイトの情報を「見せてください」と要求すると、その情報を持っているサーバーが「どうぞ」と返してくれます。Webサイトやメール、動画配信サービスなどは、すべてサーバーの上で動いています。
まとめ:IT用語は「役割」を理解する
ITパスポートの学習で大切なのは、IT用語の「役割」や「機能」をイメージで理解することです。
用語の全体像を掴み、身近な例に置き換えて考えることで、IT用語は決して難しいものではなくなります。
このブログの超入門講座でITの基礎を学び、ITパスポート合格に向けた準備を進めていきましょう。